歯並びが悪いのを放置すると、どんな影響があるの?|浜松市の矯正歯科|きた矯正歯科クリニック

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歯並びが悪いのを放置すると、どんな影響があるの?


前回の記事では、悪い歯並びの種類や原因について詳しく解説しました。


今回は、悪い歯並びを放置することで生じるリスクや影響について詳しく見ていきます。歯並びの問題を早期に認識し、適切な治療を受けることの重要性を皆さんにお伝えいたします。


■悪い歯並び(不正咬合)を放置するリスク


◎健康への影響

悪い歯並びを放置すると、さまざまな健康問題が発生する可能性があります。

まず、咀嚼が不十分になることで消化不良を引き起こし、胃腸への負担が増します。また、歯が適切に噛み合わないことで、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすこともあります。これにより、頭痛や耳鳴り、肩こりなどの症状が現れることがあります。


◎歯の健康への影響

歯並びが悪いと、磨きにくい箇所の歯磨きが十分に行えず、食べ物の残りが歯と歯の間に溜まりやすくなります。これがむし歯や歯周病の原因となり、歯の健康を脅かします。さらに、歯が不適切に噛み合うことで異常な摩耗が生じ、歯の耐久性が低下する可能性もあります。


◎精神的な影響

見た目が気になることで、自信を失ったり、社会的な場面での交流を避けたりすることがあります。特に子どもや若者の場合、学校や友人との関係に悪影響を及ぼすことがあるため、精神的な健康にも配慮が必要です。


■日常生活への影響


◎食事の制限

悪い歯並びは、食事の際に問題を引き起こすことがあります。硬い食べ物や粘りのあるものを噛むのが難しくなると、無意識に食事の選択肢が狭めてしまい、栄養バランスが崩れる可能性があります。これにより、健康状態の悪化や成長の遅れを招くことがあります。


◎発音への影響

歯並びは発音にも影響を与えることがあります。特に「サ行」や「ラ行」の発音が難しくなることがあり、コミュニケーションに支障をきたすことがあります。これは特に子どもにとって、言語発達に影響を及ぼす可能性があります。


■長期的な影響


◎顎の成長への影響

子どもの頃に歯並びの問題を放置すると、顎の適切な成長が妨げられることがあります。これにより、将来的に顔のバランスが崩れたり、さらなる歯並びの問題が発生したりする可能性があります。早期の矯正治療は、顎の成長を正常に導くために重要です。


◎経済的な影響

歯並びの問題を放置すると、のちに、より複雑な治療が必要になることがあります。これは治療期間が長くなるだけでなく、治療費も増加することを意味します。早期に問題を解決することで、将来的な経済的負担を軽減することができます。


■歯並びを改善するための流れ


◎歯科医師への相談

歯並びに関して気になることがあれば、歯科医師に相談することが重要です。

小さなことでもいいので、歯科医師に相談することで問題を早期に認識することができます。


◎矯正治療の選択肢

矯正治療には、マウスピース矯正(インビザライン)や、ワイヤー矯正などの選択肢があります。

治療方法の選択は、患者さんの症状やニーズ、ライフスタイルに応じて決められます。


◎定期的なチェック

歯並びの改善には3年~4年程度の期間がかかることが多いため、定期的なチェックと調整が必要です。歯科医師の指導に従い、適切なケアを続けましょう。


【歯並び相談は当院の無料相談を活用ください】


悪い歯並びを放置することは、さまざまな健康や日常生活への悪影響を及ぼす可能性があります。早期の認識と適切な治療が、これらのリスクを軽減し、健康的な生活を送るために重要です。


歯並びの問題を感じている方、歯並びを矯正したい方はぜひ当院の無料相談をぜひご活用ください。



きた矯正歯科クリニック
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